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電気代を節約!お得な電力会社の選び方と光熱費を抑える方法
2022年冬~2023年春、電気代の値上げが続いています。
予想外に高い電気代の請求書や、電力会社から値上げの予告通知が届き、どうしよう…と思った方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、電気代を抑えて節約する方法を解説します。さらに電力会社の選び方、電力プランについてもあわせて見ていきましょう。
✔電気代の節約、すぐできるのは使い方の見直し
✔電気代をもっと節約したいなら会社・プラン変更の検討
✔自分と家族の生活を把握して賢く電気を使おう
電気代が高いと感じたら、まずは自分の使い方を見直してみよう!
電気代は、電力会社の料金設定と、家庭での消費電力量という2つの要素で決まります。
したがって、家庭での電気の使い方を見直し電力消費を減らす、つまり節電するだけでも、電気代削減につながります。
電気代を節約するためには、電化製品の電源を切る習慣を身につけよう
テレビやパソコン、照明器具など使うときに電源を入れればよい電化製品は、使っていないときにこまめにスイッチをオフにして、節電しましょう。
さらに、テレビやパソコンは長時間使わない場合、コンセントを抜くと待機電力を減らせて、さらに節電になります。コンセントの抜き差しが難しい場合は、スイッチつきの電源タップを使うと手軽に電源を切れます。
ただし、冷蔵庫などコンセントを常に差したまま使うものや、常にデータの送受信をしているタイプのエアコンなどは、不具合・故障の原因になることもありますので、気をつけましょう。
なお、タイマー機能がついている電化製品であれば、設定した時間が経過すると自動的に電源をオフにでき、電源の消し忘れを防げます。
電気代を節約するためには、LED電球に変えるのがおすすめ
照明は、こまめなオンオフだけではなく、照明そのものの交換も検討しましょう。
白熱電球(熱を持って発光する電球)は、電気を多く消費しますが、LED電球は白熱電球の約1/5の消費電力で済みます。廊下などに用いる明るさの白熱電球を同等の明るさのLEDランプに交換すると、年間で約2,790円(税込)、電気代の節約効果があると試算*されています。
この試算は、2022年7月の電力料金目安で計算されているので、電力会社各社が値上げしている2023年現在は、節約効果はより大きな金額になるでしょう。
LED電球のは白熱電球より初期の購入コストは高いですが、約40倍の長寿命のため、長い目でみると電気代だけでなく電球の購入費用でも節約できます。
1度取り換えてしまえば、あとは手間なく節電できるのでおすすめです。
電気代を節約するために、エアコンの設定温度を調整する
エアコンは家電製品の中でも、消費電力が高い部類に入ることから、長時間使用することで電気代が高くなってしまいます。とくに、古いエアコンを使用していたり、消費電力が高いエアコンを使用していたりすると、省エネタイプのエアコンよりも電気代が高くなることがあるでしょう。
長時間不在になるときは、電気代を節約するために、エアコンの設定温度を控えめにすることがポイントです。とはいえ、ペットがいるご家庭の場合、どうしてもエアコンが必要になります。
あくまでも、人や動物の健康を最優先することを前提として、エアコンの温度調整をおこないましょう。
電気代を節約するための電力会社選びのポイントとは?
電気代が高騰している中、従来の大手電力会社ではなく、さすてな電気やLooopでんきといった新電力会社を選ぶことで、電気代を抑えられることがあります。
供給エリアや世帯人数、オール電化かどうかによって電気代は変わるものの、大手電力会社よりも料金単価を低かったり、携帯電話の契約やガス契約と併用することで、割引を受けられたりなど、電気代を節約できる可能性があります。
とはいえ、どのような電力会社を選べばいいかわからない方が多いのではないでしょうか。
電気代を節約するために電力会社を選ぶときは、基本料金に加え、電気単価を確認しましょう。
現在契約している電力会社と比較して、金額にどれくらいの差があるかを確認し、シミュレーションしたうえで、電力会社の選定をおこなうのがポイントです。
なお、昨今は電気チョイスなどの電力会社比較サイトがあるので、どの電力会社を選べばいいかわからない方は専門サイトを活用しましょう。
電気代を安くするためには、どのような契約がお得?
電気代は、オール電化かどうかや、太陽光発電システムや蓄電池があるのか、夜間に電力を多く使うかなど、家の条件やライフスタイルで変わります。
それぞれの家庭に合ったお得な電力会社のプランを契約することで、電気代が安くなるでしょう。
オール電化プランでは、エコキュートが夜間に湯沸かしをしたり、蓄電池を充電をしたりなど、夜間に消費する電力が多いので、夜間の電力単価が安いオール電化用のプランがお得になるのが一般的です。
ただし、昼間に太陽光発電によってエコキュートを稼働させることで、エコキュートの電気使用量を抑えられることから、結果的に電気代を安くできます。
そのほか、東京電力の「くらし上手」などの、昼間にエコキュートの給湯を促進しているプランを設定している電力会社もあります。
また、オール電化でなくても、仕事で日中は家におらず、夜間に電力を多く使う家庭向けに、夜間の電気料金が安いプランを用意している電力会社もあります。生活スタイルに合うプランがないか、契約会社のホームページをチェックしてみましょう。
なお、電気代には基本料金や電気単価に加え、燃料調整費などが合算されるので、同じ電気使用量であっても、電力会社やプランによって電気代が変わります。
また、燃料費調整費は、上限額を設定している会社と、そうでない電力会社があり、燃料調整費が極端に高額になると、基本料金や電気単価が安くても、トータルの電気代が高くなることも少なくありません。
したがって、電力会社や電気プランを選ぶときは、基本料金や電気単価だけでなく、総合的にどれだけ電気代を抑えられるかを検討することが大切です。
まとめ
電気代を抑えるためにすぐできるのは、普段の電化製品の使い方を見直し、消費電力を減らすことです。
加えて、自分の契約している電力会社の電力プランが今の生活に合っているのか確認し、他社への乗り換えや電力プランの変更も検討してみましょう。
なお、これから注文住宅を建てられる方は、オール電化を採用するかしないかなど、電気関係の大きな設備を選択することになります。併せて、「戸建て住宅の光熱費は本当に高い?光熱費を抑えるために注目したいポイントを紹介」をチェックしてみましょう。