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オーダーキッチンってなに?オーダーキッチンの特徴やオーダーキッチンを扱うメーカーを紹介!
注文住宅は家族構成やライフスタイルに合わせて間取りを自由に決められるほか、キッチンなどの住宅設備も使い勝手に合わせて選べます。
中でも毎日使うキッチンをこだわりたいという方も多いのではないでしょうか。
ただ、一般的なキッチンの場合、色や天板の材質などを選ぶことはできても、細かい仕様などをカスタマイズすることができません。
とはいえ、せっかくの注文住宅だからこそ、細部まで自分に合った仕様にしたいという方もいるでしょう。
そこで、ここではオーダーキッチンとシステムキッチンの特徴、その違いについてご紹介します。
さらに、オーダーキッチンを扱うキッチンメーカーも紹介するので、ぜひ参考にしてください。
✔オーダーキッチンならコンロや食洗機などを自由に選べる
✔オーダーキッチンは自分にぴったりの高さやサイズに1mm単位で調整できる
✔オーダーキッチンを採用するときはメーカー選びが大切
キッチンの種類
キッチンには「システムキッチン」「オーダーキッチン」「造作キッチン」と、大きく分けて3種類あります。
それぞれ違った魅力があるので、詳しくみていきましょう。
システムキッチン
システムキッチンとはいわゆる規格型のキッチンです。
分譲住宅や賃貸マンションで多く取り入れられているので、キッチンといえばシステムキッチンを思い浮かべる方は多いのではないでしょうか。
キッチンは天板やコンロ、収納棚などのパーツをもとに作られています。
システムキッチンの場合、メーカーによって選べるパーツの種類が少ないこともあり、オーダーキッチンと比べると自由度は低いでしょう。
しかし、低価格で良質なキッチンを採用できるのが特徴です。
また、システムキッチンはキッチンメーカーのショールームに展示されているので、実際のサイズ感や色味、使い勝手などをサンプルを見て確認できます。
システムキッチンは実際に使っているところをイメージしやすいほか、費用を抑えられるのが特徴です。
オーダーキッチン
オーダーキッチンはキッチン専門メーカーに依頼して、カスタムメイドで作ってもらえるキッチンです。
規格型のシステムキッチンと異なり、オーダーキッチンは細かい仕様を自由に選べるので自由度が高いのが特徴です。
ただ、仕様によっては金額が高くなることや、システムキッチンのように完成品を確認できないなどの弱点があります。
とはいえ、理想の暮らしを求めるにはお金をかけてでも自分に合ったキッチンにしたいという方も多いでしょう。
そのため、オーダーキッチンは「費用がかかっても、個々の暮らしにあった設備機器、デザインにこだわりたい方」におすすめです。
また、オーダーキッチンメーカーはキッチン設備のプロフェッショナルなので、理想のライフスタイルに合わせた最適な設備の提案が受けられることも魅力の一つです。
造作キッチン
オーダーキッチンの一つのジャンルとして造作キッチンがあります。
造作キッチンは家づくりや家具づくりのプロが設計、製作するキッチンであり、家の機能やデザインの一部としてキッチンを設計してもらえます。
キッチンの枠組みは大工さんや家具職人さんが手作りで一から作るので、経験がない業者では対応できないことがあるでしょう。
また、職人の技術によって品質が左右されることも少なくありません。
さらに、設備自体の提案力は「キッチンのプロ」には及ばないことがあり、あらかじめ採用したいコンロや設備などをリサーチして要望を固めておくといいでしょう。
オーダーキッチンの用語
用語 |
意味 |
Ⅰ型キッチン |
コンロ、シンク、調理スペースが一列に配置されたキッチン。シンプルで省スペースのため、様々な間取りに合わせやすい。最も一般的で低価格。 |
Ⅱ型(セパレート型)キッチン |
コンロとシンクが二列に分かれて配置されたキッチン。コンロ側を壁付けにすると調理による汚れの飛び散り対策となる。収納・調理スペースが豊富に確保できる。 |
ペニンシュラキッチン |
Ⅰ型キッチンのどちらか一方の端を壁付けにしたキッチン。コンロ側を壁付けにしてキッチンパネルなどお手入れしやすい素材を貼るのが人気。オープンキッチンなので開放感も。 |
アイランドキッチン |
いずれの部位も壁付けではない、完全に独立した配置のキッチン。設置できる間取りに制約があり、油ハネなどのお手入れに注意が必要。解放感は抜群。 |
L型キッチン |
コンロ、シンク、調理スペースが直角に配置されたキッチン。Ⅱ型同様、収納・調理スペースが充実。 |
U型キッチン |
コンロ、シンク、調理スペースをコの字型に配置したキッチン。収納・調理スペースは豊富だが、角部分がデッドスペースになりやすいので工夫が必要。 |
シンク |
水を流すための排水溝を備えた槽。排水溝の代わりにディスポーザーを設置することもできる。ステンレス、人造大理石、人工大理石、ホーローなどの素材がある。 |
キャビネット |
床や壁面に設置する箱型の収納棚のこと。引き出しタイプ、開き扉タイプがある。調理器具や食器、調味料などを収納する。 |
天板 |
ワークトップとも呼ばれる、キッチンの作業台となる大きな板。ステンレス、人工大理石、セラミック、メラミン、天然石などが使われる。 |
オイルガード |
調理の際に油などの汚れが飛び散るのを防ぐパネル。ペニンシュラ、アイランドなどのオープンキッチンで設置される。 |
パネル材(面材) |
キッチンの側面や背面に貼る板状の素材。木、メラミン、化粧シート、ステンレス、ホーローなどがある。面材のデザインでキッチンの印象を大きく変えることができる。 |
レンジフード |
調理の際に出る煙を集めて排出し、換気するための機器。内部にファンが組み込まれており、これが回転することで効率よく換気する。 |
コンロ |
食材を加熱して調理する際に使用する加熱機器のこと。IH、ガス、ラジエントヒーターなどの種類がある。 |
ディスポーザー |
生ごみを粉砕処理する機器。シンクの排水溝の代わりに設置することで、調理の際にでた生ごみをそのまま処理することができる。 |
食洗器(食器洗い機) |
自動で汚れた食器や調理器具を洗浄する機器。乾燥機能がついているものもある。 |
水栓 |
蛇口を備えた、水を出す給水設備。レバー式、タッチレスのセンサー式のものがあり、流量の調節もできる。浄水器一体型やお湯も出る混合水栓などのバリエーションがある。 |
オーダーキッチンの採用するポイント
オーダーキッチンにはたくさんのメリットがあり、豊かな暮らしを期待できるでしょう。
自由にカスタマイズできる
オーダーキッチンはキッチン自体の大きさを選べるほか、面材の材質や色、さらにコンロや食洗器などの設備機器まで、自由に組み合わせてカスタマイズできます。
たとえば、レイアウトについては シンプルな壁付けタイプや直線型のアイランドタイプはもちろん、コの字型やL型など特殊な形も選べます。
また、近年注目を集めている海外製の食洗機の導入も可能です。
海外製食洗器は容量が大きいだけでなく、予洗い不要で食事の後の片付けの手間を大幅に減らしてくれます。
後片付けのことを気にせずに、お気に入りの食器や調理器具が使えたら、毎日のお料理が楽しくなるでしょう。
さらに、「ビルトインオーブンを入れたい」「業務用の高火力コンロを使いたい」「ディスポーザーをつけて生ごみに悩まされない暮らしがしたい」そのような憧れも実現できるのがオーダーキッチンの魅力です。
インテリアに合わせてコーディネートできる
オーダーキッチンでは素材のデザインを自由に選べます。
内装や造作家具を作ってくれた職人さんに造作キッチンを依頼すれば、インテリアとの統一感ができ、よりオシャレな空間に仕上がるでしょう。
インテリアを含めたトータルコーディネートできるのもオーダーキッチンの特徴です。
ライフスタイルに合わせた設計ができる
オーダーキッチンなら、ライフスタイルに合ったキッチンをつくれます。
共働きで忙しい家庭であれば、家事の負担を減らすための設備機器をふんだんに取り入れるとよいでしょう。
また、こどもと一緒にお料理を楽しみたいという方には、広々としたL型やU型のキッチンがおすすめです。
オーダーキッチンはそれぞれの暮らしに合わせた仕様にできるので、日々の生活に快適さと楽しさを生みだせるでしょう。
専門家からの提案を受けられる
オーダーキッチンメーカーはキッチンのプロフェッショナルなので、ヒアリングをもとに理想の暮らしに合わせた素材や設備を提案してくれます。
たとえば、「できるだけお手入れしやすくしたい」「傷つきにくく、壊れにくいものにしたい」などの要望があったとしても、自分だけではどのような商品を選べばよいかわからないという方も多いでしょう。
しかし、オーダーキッチンメーカーに相談することで、実際の暮らしにあう最適な組み合わせを提案してもらえます。
オーダーキッチンを取り扱う主要メーカーを紹介
ここでは、代表的なオーダーキッチンメーカーをご紹介します。
CUCINA
CUCINAは「森本家具装飾店」を前身としたオーダーキッチンメーカーであり、ひとつひとつのパーツを自社工場で加工しているのが特徴です。
優れた空間デザインと提案力の高さが特徴であり、注文住宅でも取り入れられつつある人気のメーカーです。
TOYO KITCHEN STYLE
TOYO KITCHEN STYLEは愛知県に拠点をおくオーダーキッチンメーカーです。
スタイリッシュで個性的なデザインが特徴として挙げられます。
ステンレス天板に細い脚がついたキューブ型のキャビネットなど、一目見てTOYO KITCHENとわかるデザインが特徴です。
さらに、ソファや照明、雑貨など、さまざまな商品を扱っているので、 「人と被りたくない」「スタイリッシュでカッコいいデザインが好み」という方にぴったりでしょう。
kitchenhouse
kitchenhouseは1975年に創業したキッチンメーカーです。
独自開発した「エバルト」という高圧メラミン素材が特徴です。
エバルトは汚れや傷、熱や衝撃に強くてデザイン性にも優れています。
一般的なキッチンの場合、異なる素材の天板とシンクを組み合わせると継ぎ目が目立ってしまうことがあります。
しかし、kichenhouseはエバルト天板とステンレスシンクの継ぎ目に特殊な加工を施すことで、限りなくスムースな面に仕上がっているのが特徴です。
amstyle
amstyleは東京と福岡に拠点をもつオーダーキッチンメーカーです。
ピアノと同じ塗装技術を使った美しい鏡面塗装を得意としています。
目に見える部分だけでなく、引き出し内部やレールなど、細かいところまでこだわりを持ったメーカーです。
松岡製作所
松岡製作所は広島と東京を拠点としたオーダーキッチンメーカーです。
もともと金属加工会社ということもあり、ステンレスキッチンを得意としています。
オールステンレスキッチンのほか、異素材の天板とステンレスシンクを組み合わせたオリジナル商品もラインナップされています。
施工エリア限定のオーダーキッチンメーカーもおすすめ
kitchen studio Carrara
kitchen studio Carraraは愛知県に拠点をもつキッチンメーカーであり、オーダーキッチンメーカーの中でも珍しく、天然石を使用したスタイリッシュなデザインが特徴です。
運搬や加工が難しい天然石を使ったキッチンを得意としており、これまでに数多くの実績があります。
事業エリアは東海地方(愛知、岐阜、三重、静岡)ですが、首都圏、関西圏など一部のエリアも対象となっています。
オーダーキッチンで暮らしにあったキッチンが叶う
オーダーキッチンは調理場としての役割を超え、暮らしを豊かにする可能性を秘めています。
こだわりの詰まったお気に入りのキッチンは生活の中心となり、毎日の料理が楽しくなるでしょう。ライフスタイルにあった機能性のほか、インテリアと調和したデザインによって、多くの人の生活を豊かにできます。
「暮らしにあったキッチン」を作りたい方は、オーダーキッチンを検討してみてはいかがでしょうか。
ライター
快適で丁寧な暮らしを目指す歯科医師ライター。 2022年に夫と愛犬と暮らす注文住宅を建築。 自身が注文住宅を建てた経験から、注文住宅の魅力や暮らしへのヒントを発信しています。
椿カナ