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【保存版】注文住宅の契約までにかかる期間は?先輩施主のアンケート調査をもとに徹底解説
注文住宅を検討しており、さまざまなハウスメーカーや工務店と打ち合わせをしていると、契約を急かされることがあるでしょう。
とはいえ、憧れのマイホームの購入を簡単に決めてしまってもいいのかと不安になる方も多いのではないでしょうか。
さらに、どういう流れで契約まで進めるのかわからない方もいるでしょう。
そこで、今回は注文住宅の契約までにかかる一般的な流れについて解説します。
さらに、実際に注文住宅を建てた先輩施主を対象にしたアンケートをもとに、契約までにどれくらいの期間がかかったのかについても併せて紹介します。
✔注文住宅の契約までには3~6か月ほどかかることがある
✔注文住宅の契約のタイミングによっては建築コストが大幅に高くなる
✔家づくりでは予算やプランニングの検討のほか、情報収集が大切
注文住宅の契約までの一般的な流れとは
はじめての注文住宅の購入ということもあり、どういう流れで進めていけばいいかわからないという方も少なくありません。
ここでは、注文住宅の契約までの一般的な流れについて見ていきましょう。
予算の検討
まずは、注文住宅にどれくらいの予算をかけられるのか検討するところからはじめましょう。
住宅ローンを利用して注文住宅を契約する方がほとんどですが、頭金をどれくらい出せるのか、毎月どれくらいの返済額なら無理なく支払えるのか、などをじっくりと検討することが大切です。
情報収集
家族構成やライフスタイルに合わせて自由に間取りや住宅設備を決められるのが注文住宅の醍醐味です。
とはいえ、どういった家にしたいか悩んでしまう方も多いので、どのような間取りが自分に合っているのか、そしてどういう雰囲気の家にしたいかなど、あらかじめイメージしておくことをおすすめします。
たとえば、「リビングは20畳くらいほしい」「洋室は4部屋ほしい」「ホテルライクな雰囲気にしたい」など、どういう家にしたいかを考えておいたほうがいいでしょう。
ただ、実際どういった雰囲気や間取りがいいのか悩んでしまう方も少なくありません。
最近はブログやInstagram、Twitterなど、さまざまな媒体で家づくりに関する情報を見られます。
実際に家を建てた先輩施主が自身の経験を発信しているので、そういった情報を上手く取り入れることで、理想の家づくりを実現しやすくなります。
SNSを活用して、実際の雰囲気を見ながら、自分の家づくりのイメージを整理してみましょう。
ハウスメーカー選び
予算や家づくりのイメージを整理できたら、ハウスメーカー選びを進めていきます。
全国展開している大手ハウスメーカーから地場ハウスメーカー、さらに設計事務所や地域密着型の工務店など、たくさんの選択肢があるので悩んでしまう方が多いでしょう。
インターネットから資料請求したり、住宅展示場に行ったりなど、ハウスメーカー選びのきっかけはさまざまです。
地域によって数の違いはあるものの、住宅展示場には非常に多くのハウスメーカーがあるので、1日ですべてを見学するのは物理的に難しいです。
そのため、あらかじめ資料請求などを行い、1~3社程度に絞って、展示場の見学予約をするのがポイントです。
土地探し
土地が決まっていない場合は土地探しも進めなければなりません。
とはいえ、いきなり土地探しをするといっても、なにからはじめればいいかわからない方がほとんどでしょう。
土地情報を扱っているのは不動産会社なので、不動産会社に相談することで、エリアや予算、広さなどの希望に合った土地を提案してもらえます。
ただ、土地探しを全面的にサポートしてくれるハウスメーカーが多く、ハウスメーカーの営業担当者と一緒に探していく方法が一般的でしょう。
もちろん、不動産情報サービスなどを使って自分で探しても問題ありません。
しかし、不動産会社しか見られない物件なども多いので、ハウスメーカーの営業担当者や不動産会社と一緒に探したほうがスムーズに理想の土地を探せるでしょう。
プランの確認
気になるハウスメーカーや工務店を絞り、何度か打ち合わせを重ねた上で、プランを提案してもらいます。
「プラン」と聞くとイメージしにくいかもしれませんが、間取りに加え、キッチンやお風呂などの仕様、さらに概算見積や資金計画などを含めた家づくりの計画書みたいなものを想像してもらえばわかりやすいでしょう。
ハウスメーカーや工務店の営業担当者に希望の部屋数やリビングの広さ、そして暮らし方を伝えると、要望に沿ったプランを作ってくれます。
注文住宅は自由設計が基本なので、それぞれのライフスタイルや暮らし方に合った間取りをプランニングしてくれるでしょう。
とはいえ、ハウスメーカーによって提案内容が大きく異なることも多く、それぞれを比較しながらじっくり検討することをおすすめします。
また、同じハウスメーカーでも設計士によって、プランニングが変わることがあるので、しっかりと希望を伝えて理想のプランを提案してもらいましょう。
見積もり提示
初回プランの提案のあとに、変更点や修正点を伝え、あらためてプランニングしてもらいます。
そして、ある程度プランが固まってきた段階でおおよその見積もりを提示してもらいましょう。
ハウスメーカーによっては見積もりの書き方や見積もりに含まれている内容に違いがあるので、しっかりと比較しながら検討することが大切です。
工事請負契約
おおまかなプランや見積金額に納得できたら、いよいよ工事請負契約となります。
工事請負契約をしてもあとから仕様を変更できるハウスメーカーもありますが、中には契約後の変更を一切できないところもあるので、契約前に営業担当者に確認しておくことをおすすめします。
実際に注文住宅を建てた先輩施主が契約までにかかった期間は?
ここでは、注文住宅を建てた先輩施主を対象にした独自アンケート*¹をもとに、実際に契約までにかかった期間*²について見ていきましょう。
https://twitter.com/tsukune_home/status/1594242582779133952?s=20&t=RZ_JJhXfLvB25MJTCZkNWg
期間 |
割合 |
3か月未満 |
約32.5% |
3~6か月未満 |
約33.1% |
6か月以上~1年未満 |
約19.4% |
そのほか |
約15% |
*¹2022年11月18~20日にTwitterで実施したアンケート調査(160回答)
*²資料請求、展示場に訪問、スーモカウンターなどで相談した日を起点とした契約までの期間
実際に注文住宅を建てた先輩施主の中で、契約までにかかった期間で最も多かったのが3~6か月未満で約33.1%でした。
次に多かったのが3か月未満で約32.5%という結果です。
注文住宅の契約までにかかる期間は6か月未満が多い
注文住宅の契約までにかかる期間のボリュームゾーンは6か月未満であり、多くの方が半年以内に契約していることがわかりました。
できるだけ早く家を建てたいという方が多いことに加え、営業担当者としてもあまり長引かせたくないといった理由があるのでしょう。
コロナの影響で注文住宅の契約までに時間がかかるケースがある
コロナの影響で打ち合わせや見学などをスムーズにおこなえず、契約までに時間がかかるというケースもあります。
わが家は検討中にコロナ元年になってしまったので契約まで2年かかってます…レア中のレアかと😂
— smíle(彩田すみれ)|パナ系工務店𖠿𓈒𓏸𓐍 (@sakurakuhaus) November 20, 2022
中には、コロナの影響で契約までに2年もかかった事例があるので、社会情勢などが原因で注文住宅の契約までに想定外の時間がかかる可能性があることも留意しておきましょう。
建築コスト高騰に伴い注文住宅の契約を急ぐことがある
近年、ウッドショックや物価向上の影響などが相まって、ハウスメーカー各社が建築コストを値上げしています。
契約時期が1か月ずれるだけでも、総額で50~100万円以上変わることも少なくありません。また、今後も値上がりしていくことが予想されており、できるだけ早いタイミングで契約する方も多いのです。
1か月以内の契約もあり得る
1~2か月以内に契約した事例もあります。
すみりんの展示場に行ってから8日後に101万円振込み、13日後に着工合意しました🤭
他のハウスメーカーを含めても1、2ヶ月ぐらいです(うろ覚え) pic.twitter.com/WBdrisAaFp— びび@住友林業ブログ (@bibi_koukai0) November 20, 2022
うちは注文住宅にするか、マンション、中古戸建てにするか悩んでいたので5か月くらい悩みました🥺
サンヨーさんに出会って色々相談に乗ってもらってからは1か月半後くらいに契約しました🥰
出会うまでに時間かかったけどその分後悔はなかった❣️ https://t.co/3WLFNGqhxH— まるもも (@sanyotekkotu) November 20, 2022
うちは3ヶ月未満でした😂
やはりローコストはクロージングが早いのかしら? https://t.co/bHy5IEbRbs— じゅりい@タマホームの家で子育て&イラスト (@Jury0909) November 20, 2022
ハウスメーカーや営業担当者との相性がよく、スムーズに打ち合わせが進んだほか、ぴったりのプランを提案されたなどの理由から、短期間で契約に至るケースも珍しくないでしょう。
注文住宅の契約のときに気をつけたいポイントとは
ここでは、注文住宅の契約のときに気をつけたいポイントを見ていきましょう。
契約のタイミングによって単価が変わる
契約のタイミングによって単価が変わることがあるので、予算などを総合的に判断した上で契約時期を決めるのがポイントです。
実際、1か月変わるだけで、1坪あたりの単価が15,000円変わった事例もあります。
(30坪の家の場合、450,000円の差額となります)
なお、大手住宅設備メーカーの株式会社LIXILは2022年9月1日受注分よりインテリア建材、2022年10月3日受注分よりお風呂やキッチン、サッシなどの値上げを公式に発表しています*。
* 株式会社LIXILプレスリリース2022年6月23日より
つまり、建物自体の単価が上がるだけでなく、キッチンやお風呂、トイレなどの住宅設備の金額が高くなることから、すべてを合わせると大幅なコストアップになるのです。
複数のハウスメーカーを検討する
複数のハウスメーカーや工務店のプランを比較して、じっくり検討しましょう。
ハウスメーカーによって強みや特徴が大きく異なるので、どこのハウスメーカーなら自分に合った家づくりができるか慎重に検討することをおすすめします。
同じ木造住宅といっても工法や仕様が異なったり、鉄骨住宅であっても鉄骨の太さや塗装方法が違ったりするので、各社の特徴などを総合的に判断して家づくりを依頼するハウスメーカーを決めましょう。
住宅ローンの借入時期を考慮する
住宅ローンは借入時の年齢や返済完了時の年齢が審査の対象となり、どのタイミングで住宅ローンを利用するのか(注文住宅を建てるのか)が非常に重要です。
時間をかけてじっくり悩むことも大切ですが、住宅ローンの借入時期なども併せて検討することをおすすめします。
まとめ
今回は「注文住宅の契約までにかかる期間」をテーマに契約までの一般的な流れについて解説しました。
さらに、実際に注文住宅を建てた先輩施主を対象にしたアンケート調査をもとに、契約までにかかる期間についても紹介しました。
注文住宅の契約までの期間は6か月未満という方が非常に多く、半年以内に情報収集してハウスメーカーを選定し、契約に至っています。
もちろん、注文住宅の契約にかけるべき期間に正解はありませんが、一つの目安として参考にしてみてはいかがでしょうか。
編集・ライター
広島県郊外でトヨタホームの平屋を建てる。
住宅、自動車関係を専門に編集、ライター、Web制作を行いながら、妻と猫3匹とスローライフを送っています。
自身のブログやSNSでも家づくりのリアルを配信。
つくね