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外構工事の費用はどれくらい?費用を抑える方法も紹介

    
外構費用
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外構工事の費用はどれくらい?費用を抑える方法も紹介

注文住宅は家族構成やライフスタイルに合わせて自由に間取りを決められるほか、外構(家の外回り)も自由に計画できるのが醍醐味といえます。

ただ、キッチンやお風呂、床材やクロスなど、家の中に予算を取り過ぎて、外構にまで予算をまわせずに悩まれる方も多いのではないでしょうか。

 

そこで、外構工事の費用はどれくらいかかるのかについて解説します。

さらに、外構工事費用を少しでも抑えられる方法も併せて紹介するので、ぜひ参考にしてください。

 

この記事のポイント

✔外構費用は注文住宅にかかる費用の約10%が相場

✔外構費用はハウスメーカー経由よりも外構業者に直接依頼するほうが安い

✔DIYなどでさらに費用を抑えられる

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外構工事の一般的な内容とは

外構

外構工事とは、駐車スペースや玄関までのアプローチ、門柱や植栽といった家の外回りを整える工事です。

ここでは、外構工事の一般的な内容について見ていきましょう。

 

カーポート

外構工事の大定番であるカーポートを設置することで、紫外線や雨から車を保護できるほか、鳥のフンや黄砂対策にもなります。

夏の暑い日差しによって車内の温度が高くなるのを抑えられるのもカーポートのメリットともいえるでしょう。

 

カーポートにはさまざまな種類がありますが、カーポートの大きさや材質、機能などによって価格が大きく異なるので、予算と照らし合わしながら検討することが大切です。

また、実際の使い勝手などをイメージしながら計画するのもいいでしょう。

 

駐車スペース

カーポートは紫外線や雨から車を守れるのがメリットですが、設置コストが高かったり、スペースによっては設置できなかったりすることも珍しくありません。

そのため、カーポートを設置せずに、駐車スペースとして地面を整地することもあるでしょう。

 

駐車スペースをつくるときは、耐久性やメンテナンス性に優れたコンクリートで整地することが多いです。

ただ、コンクリートがコストが高くなることが多いので、昨今は土や砂利などを使った駐車スペースも少なくありません。

 

アプローチ

アプローチとは接道や門柱から玄関までの通路であり、タイルやインターロッキングなどを使って小道をつくるのが一般的です。

基本的には屋根がないところにアプローチをつくるので、雨で濡れてもすべりにくい材料を使ってつくることが多いことに加え、水はけなどを意識してアプローチをつくることもあります。

 

門柱

門柱には表札やポスト、インターホンを取り付けることが一般的で、来客時に玄関ドアまで直接入ってこれないようにするために設置することが多いです。

最近は、デザインを重視した門柱よりも、機能性を重視してポストや照明、インターホンを一つの門柱に設置する機能門柱のほうが人気が高い傾向があります。

さらに、外構計画によっては、機能門柱のほうが費用を抑えられるといったメリットもあるでしょう。

 

建物周りのフェンス

防犯対策やプライバシー保護を目的に建物の周りにフェンスを設置することがあります。

また、敷地の外周にフェンスを設置することで、隣接地との境界線を明確にすることも可能です。

 

植栽

敷地内に草花や木を植栽することで、外観に色をつけられるほか、照明と組み合わせることで陰影を楽しめます。

また、植栽が目隠し代わりにもなるので、全体的な外構計画の中で植栽を含めることも少なくありません

 

外構工事の3つの種類

外構

外構工事には大きく分けてオープン外構、クローズ外構、セミクローズ外構の3種類があり、それぞれ特徴が異なるので、予算や使い勝手に合わせて選ぶことが大切です。

ここでは、それぞれの特徴を見ていきましょう。

 

オープン外構

オープン外構とは、敷地の境界や接道にフェンスなどを設置せず、開放感がある外構のつくり方です。

日本の在来的な外構工事では、正門や門柱を設置して、建物と接道とをしっかりと区別することが一般的でしたが、昨今の家づくりでは、あえて境界線をつくらずに、視覚的に広く見せられるようなプランニングが注目を集めています

 

オープン外構では、フェンスなどの目隠しとなる大きな建材は必要ないので、その分の費用を抑えられるのがメリットです。

ただし、開放感のある外構計画となるので、しっかりと計画をしなければプライバシー保護の観点からはデメリットともいえるでしょう。

したがって、オープン外構を採用するときは、どうやってプライバシーを守るのかなど、防犯対策も併せて検討することが大切です。

 

クローズ外構

クローズ外構は、敷地の外周にフェンスなどを設置して、境界をはっきりさせる外構のつくり方です。

隣家や接道からの視線を遮れるので、プライバシーを守りやすくなるのがクローズ外構のメリットといえるでしょう。

ただ、外から見えにくくなるので、侵入されてしまうと、外から侵入者が見えなくなってしまうので、完全な防犯対策とはいえません

クローズ外構を採用するなら、オープン外構と同様に防犯対策もしっかりと検討したほうがいいでしょう。

 

セミクローズ外構

セミクローズ外構はオープン外構とクローズ外構を組み合わせたつくりであり、駐車場やカーポート部分のみを開放的なオープン外構にして、玄関周りや外周についてはフェンスや門柱で目隠しをするのが一般的です。

クローズ外構よりも施工費用を抑えられることが多いですが、どこまでオープンにするかの計画に悩むことがあるので、しっかりとプランニングしたうえで計画を進めることが大切です。

 

外構工事の費用相場

外構 費用

外構工事の費用は、注文住宅を建てる費用の約10%が目安といわれており、建物に3,000万円なら外構費用は300万円となります。

ただし、実際は、100~300万円の範囲を予算にして外構工事をしていることが多いです。

 

とはいえ、必ずしも外構工事費用の相場と同じ費用がかかるわけではありません。

敷地の面積や外周の長さ、そしてどういった外構プランにするかによって、施工費用が大きく異なります。

たとえば、屋根とシャッターがついたカーポートを採用する場合は、それだけでも数百万円単位の費用がかかるほか、ウッドデッキやタイルデッキを設置するときも面積によっては高額な施工費用が必要になるケースも少なくありません。

 

外構工事の費用を抑える3つの方法とは

外構 ポイント

ここでは、外構工事の費用を抑える方法を見ていきましょう。

 

外構業者に直接依頼する

ハウスメーカーを窓口にして外構業者に依頼すると中間マージンが発生してしまうので、少しでも費用を抑えるなら、直接外構業者に依頼したほうがいいでしょう。

ただ、ハウスメーカー経由で外構工事を依頼すれば、引き渡し時に外構が完成しているといったメリットがあります。

さらに、建物の外観と併せて外構計画を進められるので、より一体感のある外構をつくりやすいのが特徴です。

 

とはいえ、ハウスメーカー経由だと、どうしても費用が高くなってしまい、予算が足りないなどの理由から思い通りの外構プランにならないケースも少なくありません

なお、外構業者は外構工事を専門にしていることから、よりデザイン性の高い外構プランを提案してくれることがあるほか、中間マージンが発生しない分、外構工事費用を抑えられます。

 

シンプルなデザインにする

照明や植栽、装飾を多くすると、材料費と施工費が増えるので、外構費用が高くなりやすいです。

とくにクローズ外構の場合、敷地の外周にフェンスを設置したり、目隠しとなる門柱を設置することから、高額な外構費用が必要になることが多いでしょう。

 

少しでも外構費用を抑えるなら、シンプルなつくりにするのがおすすめです。

とはいえ、せっかくの注文住宅なので、こだわりを持つことは大切であり、妥協ばかりのプランニングでは後悔してしまうことがあるでしょう。

そのため、アプローチや門柱など、ワンポイントとなる部分に予算を充ててみてはいかがでしょうか。

 

DIYで一部の外構工事をおこなう

一部の外構工事をDIYすれば、施工費用を抑えられます。

たとえば、砂利や防草シートを敷いたり、芝生シートを設置したりなどの作業は、DIYでできる場合があります。

ただし、下地となる地面については転圧(整地)が必要になるので、転圧作業については業者に依頼したほうがいいでしょう。

 

外構工事の費用は住宅ローンに組み込める?

外構工事にかかる費用はプランニングによって高額になるケースが多く、住宅ローンに組み込みたいと思われる方も多いでしょう。

ハウスメーカーや工務店経由で外構工事をおこなう場合は住宅ローンに組み込めることが一般的ですが、外構業者に直接依頼する場合は住宅ローンに組み込めません。

 

外構業者に依頼するほうが、外構工事費用を抑えられるものの、住宅ローンを利用できないので、支払い方法に困る方も珍しくありません。

ただし、外構業者の中にはローンに対応している業者もあるので、現金一括での支払いが難しい場合はローンの利用も検討しましょう

 

まとめ

外構工事の費用は、注文住宅にかかる費用の約10%が目安といわれていますが、外構プランや敷地面積によって、どれくらいの費用がかかるかは異なります。

また、ハウスメーカー経由で外構工事を依頼するか、外構業者に直接依頼するかによっても費用が変わるでしょう。

 

外構費用を少しでも抑えるなら、外構業者に直接依頼することに加え、植栽や照明などの装飾を抑えてシンプルなデザインにするのがおすすめです。

そのほか、砂利や防草シートを敷く作業をDIYでするのもいいでしょう。

 

ライター

一条工務店で38坪の2階建て建てる。

全館床暖房の快適な生活により、こどもが「足が冷えて痛い」といわなくなった。

さまざまな視点から家づくり中の人をサポートするため情報発信をしています。

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ソラマル

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