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戸建て住宅の光熱費は本当に高い?光熱費を抑えるために注目したいポイントを紹介

    
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戸建て住宅の光熱費は本当に高い?光熱費を抑えるために注目したいポイントを...

戸建て住宅はマンションやアパートなどの集合住宅と比べて、光熱費が高くなるといわれることがあります。

憧れの注文住宅で理想の生活を送る中、はじめて光熱費の請求書を見たときに驚かれた方も多いのではないでしょうか。

とはいえ、戸建て住宅だからといって必ずしも光熱費が高くなるとは限りません。

 

そこで、戸建て住宅の光熱費は本当に高いのかについて解説します。

さらに、光熱費を抑えるために注目したいポイントを併せて見ていきましょう。

この記事のポイント

✔戸建て住宅は光熱費が高いといわれることがある

✔戸建て住宅で光熱費を抑える方法はある

✔昨今は社会情勢などの影響で電気代が高くなっている

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1か月あたりの光熱費は4人家族で平均22,723円

光熱費 高い

ここでは、1か月あたりにどれくらいの光熱費がかかるのか詳しく見ていきましょう。

 

電気代

ガス代

上下水道料

合計

2人家族

約9,183円

約4,330円

約4,344円

約17,857円

3人家族

約10,655円

約4,930円

約5,749円

約21,334円

4人家族

約11,376円

約4,882円

約6,465円

約22,723円

5人家族

約12,423円

約4,863円

約7,307円

約24,593円

6人以上

約14,852円

約5,213円

約9,190円

約25,477円

平均

約10,317円

約4,648円

約5,412円

約20,377円

※政府統計の総合窓口(2021年)より

 

世帯人数によって光熱費が変わるものの、1か月あたりの平均光熱費は20,377円という結果でした。

ただ、2022年以降は社会情勢などの影響により、電力単価があがっていることに加え、燃料調整費が高騰していることから、2021年と同じ電力量を使っていても、電気代が上がっているのが現状です。

つまり、2021年と同じ電気の使い方をしていても、電気代の単価自体が高くなっているので、実際の光熱費の請求額は上表よりも高いことが多いでしょう。

 

戸建て住宅で光熱費が高くなる理由

光熱費 高い

昨今の電力単価の高騰により、前年度よりも電気代が大幅に高くなった方も多いでしょう。

とはいえ、電力単価が高騰するまえから、戸建て住宅は光熱費が高いといわれていました。

ここでは、戸建て住宅で光熱費が高くなる理由を見ていきましょう。

 

空調管理に必要な消費電力が大きくなる

光熱費 高い 空調

憧れの注文住宅では、間取りや部屋の広さなどを自由に設計できるので、広々とした大空間のLDKや吹き抜けを計画する方も多いのではないでしょうか。

そのため、戸建て住宅では、賃貸住宅と比べると延べ床面積はもちろん、空間自体が広くなることが多いでしょう。

広さにあったエアコンや全館空調などの冷暖房機器を採用することから、必然的に空調管理に必要な消費電力が増えてしまいます。

 

さらに、これまで住んでいた家よりも部屋数を増やし、部屋ごとに個別エアコンを設置して稼働させると、それぞれに電力が必要になるので、電気代が高くなることも少なくありません。

注文住宅では、これまで住んでいた家よりも空間自体が広くなることに加え、部屋数が多いこともあるので、空調管理に必要な消費電力が増えて、結果的に電気代が高くなることがあるのです。

 

契約アンペア数が上がると基本料金が高くなる

光熱費 高い アンペア数

マイホームで電気を使うときは、電力会社と電気契約をおこなう必要があり、その際に契約アンペア数を決めます。

契約アンペア数とは、同時に使える電力量のことであり、数値が多いほど、同じタイミングで使える電力量が大きくなります。

たとえば、電子レンジやドライヤー、ホットプレートなどを一緒に使ったときに、ブレーカーが落ちた経験した方も多いのではないでしょうか。

契約アンペア数によって、同時に使える電力量が異なるので、上限に達するとブレーカーが落ちてしまうのです。

 

戸建て住宅では、同時に使う電力量が多いことを想定しており、はじめの契約段階では高めに設定されていることも珍しくありません。

契約アンペア数によって、電気の基本料金が変わることがあり、契約アンペア数が増えたことで電気代が高くなったと感じることもあるでしょう。

 

プロパンガスは都市ガスよりも高い

光熱費 高い プロパンガス

オール電化ではなくガスを併用している方の中で、もともと都市ガスエリアからプロパンガスエリアに引越しして光熱費が高くなったと感じる方も多いのではないでしょうか。

プロパンガスは、各家庭にガスボンベを配送するので、配送管理コストがかかってしまいます。

都市ガスはガス管を通して各家庭に分岐していきますが、プロパンガスの場合は営業所や工場から各家庭のガスボンベが配送されるので、配送コストはもちろん、配送に付随するさまざまな諸経費や人件費がかかることは避けられません

 

なお、プロパンガスは自由料金制に準じてガス料金が決められていることから、法律や規則などの統一されたルールがないので、プロパンガス業者は自由にガス料金を決められることから、地域やガス業者によってはガス代が高いこともあるでしょう。

 

戸建て住宅で光熱費を抑えるために注目したい3つのポイント

光熱費 高い 節約

戸建て住宅は空調管理や契約アンペア数、さらにガスの種類によって光熱費が高くなる可能性があります。

とはいえ、昨今の電気代高騰の影響から、少しでも光熱費を抑えたい方が多いのではないでしょうか。

ここでは、戸建て住宅で光熱費を抑えるために注目したいポイントを見ていきましょう。

 

家電を省エネモデルに買い替える

光熱費 高い 省エネ

生活するうえで、冷蔵庫や洗濯機、掃除機やドライヤーなど、さまざまな家電を使用します。

家電を使うには電気が必要であり、家電の種類によって消費電力が大きいことから、電気代が高くなることがあります。

とくにエアコンや冷蔵庫、照明や加湿器は、メーカーや商品によって電力消費量が大きく異なり、選ぶ家電によっては電気代が高くなってしまうことも珍しくありません。

そのため、少しでも電気代を抑えるなら、省エネモデルの家電に買い替えることをおすすめします。

 

メーカー/商品

対応畳数 消費電力
アイリスオーヤマ/UHK-500-W 木造和室8.5畳/プレハブ洋室14畳 110W
ダイニチ/HD-RXT522 木造和室8.5畳/プレハブ洋室14畳

163W(標準)

12W(eco)

HD-RXT522-T ダイニチ ハイブリッド式加湿器(木造8.5畳まで/プレハブ洋室14畳まで ショコラブラウン) DAINICHI [HDRXT522T]

 

同じ対応畳数であっても、メーカーや商品によって消費電力が異なるので、家電を購入するときは販売価格だけでなく、消費電力も確認することが大切です。

上表は加湿器を例に対応畳数と消費電量をまとめています。

ダイニチは標準モードの電力消費量はアイリスオーヤマよりも高いものの、ecoモードについてはアイリスオーヤマの約1/10となっています。

 

こまめな節電、節水、節ガスを意識する

光熱費 高い 節水

こまめな節電、節水、節ガスを意識することも大切です。

不要な照明はこまめに消したり、使わない家電のコンセントを抜いたりしておくのもいいでしょう。

そのほか、水を出しっぱなしにしないことや、追い焚きの回数を減らしたりするのも効果があります。

 

高気密、高断熱の家を選ぶ

光熱費 高い 高気密 高断熱

建物自体の性能を上げることで、光熱費を抑えられます。

そのため、昨今は高気密、高断熱の家が注目を集めており、さまざまなハウスメーカーや工務店がとくに力を入れているといえるでしょう。

気密性が高ければ、外から冷気が建物の中に入り込みにくくなるため、暖房で暖めた室温を維持しやすくなります。

 

もちろん、気密性が高いだけでなく断熱性能についても考えなければなりません。

断熱性が高ければ、冷暖房で調整した室温を安定させやすくなります。

気密性や断熱性が高い家であれば、少ない電力で建物内の温度を管理しやすくなるので、結果的に光熱費を抑えられるでしょう。

 

まとめ

戸建て住宅は、さまざまな理由から光熱費が高くなるといわれています。

昨今、全国各地で電気代が高騰しており、家計に影響を及ぼしているといっても過言ではありません。

そのため、少しでも光熱費を抑えるためにさまざまな対策を検討している方が多いでしょう。

 

とくにこれから注文住宅を建てられる方は、住宅ローンの支払いだけでなく、固定資産税や住宅のメンテナンス費用、さらに光熱費を含めた総支払額をしっかりとシミュレーションすることが大切です。

なお、注文住宅には建物本体費用以外にもさまざまな費用がかかるので、併せて「注文住宅にかかる費用は建築費用だけではない!購入にかかる費用を徹底紹介」もチェックしてみましょう。

 

 

ライター

一条工務店で38坪の2階建て建てる。

全館床暖房の快適な生活により、こどもが「足が冷えて痛い」といわなくなった。

さまざまな視点から家づくり中の人をサポートするため情報発信をしています。

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ソラマル

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